近年葬儀の簡略化がすすみ、【直葬】ちょくそう という送り方を選ぶ方も出てきました。
直葬とは【亡くなったら病院や施設から直接、火葬場へとお連れして火葬のみを行う】
最も簡略化された送り方となります。
【そこには読経は無く・家族だけでの棺を囲んでのお別れの時間もありません】
・火葬場に到着したら大勢の方がいらっしゃるロービーにて棺の蓋が開けられ、5分程度の短い時間、周りの喧騒を気にしながらお花をたむけて火葬炉へ送り出す。そんな送り方です。あくまでも費用低減第一が目的の送り方です。
直葬ではなく、家族でお別れの時間は充分に取ってから火葬場へ送り出したい方はお別れプランをご参照ください。
さくら浄苑にお墓がある皆様は、可能であればご住職にお経を頂き、戒名をもらって納骨される事が
筋の通った望ましい御供養の形ですが。
金銭的な事情などで【直葬】をご希望の方は是非、お気軽にご相談下さい
【直葬】をご希望の方へも さくら浄苑の門戸は開かれております。
目次
・直葬の流れ
・直葬の費用
・安すぎる葬儀プランに注意!
・直葬の注意点
直葬の流れ

ご逝去の一報をいただきましたら、病院・施設までお迎えに伺い、浄名院・霊安室まで故人様をお連れいたします。
フリーダイヤル 0120-03ー6669(24時間365日後対応)

御安置後に打ち合わせをいたします。(夜間の場合には翌日)
火葬日時の予約・決定・プラン金額と火葬料金の御説明などを致します。
*火葬は法律で24時間経過後でないと行えないこと、死亡届の役所への提出が必要なことを鑑み
火葬日は早くても明後日以降になるでしょう。
※プランの費用を低減する目的で途中面会が出来ないことを御了承願います。

役所への死亡届の提出、埋火葬許可証の受け取りは当社で行いますので御安心ください。

火葬を行う日時に火葬場で待ち合わせをいたします。
・故人様は当社にて火葬場へお連れ致します。
・ご遺族は予定時刻にあわせて、直接火葬場へ来ていただきます。

火葬炉前ロビーにてお棺のお蓋を開け、5分程度のご対面の時間が可能です。(副葬品がある場合はここでお納め可能です)
その後、火葬炉まで御見送りいただき、火葬場内のラウンジや待合室で待機となります。
※火葬には、おおよそ40分〜50分を要します。

ご収骨を行い終了・現地散会となります。
直葬の費用
直葬にかかる費用の全国平均は約36万円です。
中には10万円未満で葬儀が行えるかのうように宣伝している葬儀社もありますが、必須費用が含まれておらず、結局は倍以上の金額になったりします。
当社もがりの森は必須費用を含んだ金額でプランを作成しています。
価格の透明性にこだわっておりますので御安心ください。
プランには火葬場に支払う火葬料(90,000円〜)・ご安置の為の霊安室料(信徒会館の場合1日あたり7,000円)は含まれておりません。

安すぎる葬儀プランに注意!

他社批判はしたくありませんが、安すぎる葬儀プランには要注意です。
10万円以下の金額で家族葬を謳っている葬儀社に電話で説明を求めたところ
「その金額ではできません。」とはっきり言われました。
「直葬であっても霊柩車など足していくと20万円はかかります。」と説明があり、
そうであるなら直葬20万円からという宣伝が適切ではないの?と同じ業界にいながら困惑してしまいました。
もがりの森ではわかりやすさを重視、なるべく追加料金の発生しないプラン構成を徹底
その結果の価格設定ですので、後から説明のない追加費用を請求することもありません!
直葬の注意点
直葬はどういった状況で選ぶことが適切なのでしょうか?
もしくは、どういった状況なら避けるべきなのでしょう?
ここでは直葬を選ぶにあたり、考えておきたい注意点を挙げてみます。
菩提寺があるのに直葬?気を付けることは?

お寺にお墓があり、そこに埋葬される方であれば、そのお寺のご住職が葬儀の読経・戒名授与をしたうえで、四十九日などの法要をもって埋葬される流れが一般的ではありますが、亡くなった方が遠縁であったり、経済的な理由で直葬を選ばれる場合もあります。
そのような状況の場合、事後報告にしてしまうと菩提寺との関係が崩れる事も懸念される為、事前にご住職へ相談されるとよいでしょう。
人間関係があるのに直葬は避けるべき?

直葬は火葬だけを目的とした行い方であるため、参列者を招くようなことは基本しません。
そもそもお知らせしなくてはいけない人が多い方の場合、選ぶのは避けるべきです。
親戚付き合いがあるのであれば、葬儀をしないということに異議がでることも多いですし、友人知人が多かったり現役で仕事をしている方であれば、ご友人や関係者が、顔を見たい・葬儀に参列したいというのは普通のことです。
故人を送るという機会は一度しかありませんので、何がベスト・ベターなのか。送り方をもう一度考えることも必要でしょう。

直葬は費用軽減のため、各葬儀社で対応するにあたっての枠組みを設けています。
もがりの森でも直葬対応の場合は以下の枠組みを設けています。
①故人様は霊安室でお預かりさせていただきます。(自宅安置不可)
②お迎え・日時決定から火葬当日の間の途中面会はできません。
③当日火葬場に集まる人数は10名までとさせていただきます。