近年葬儀の多様化がすすみ、【お別れ式=火葬式】という送り方を選ぶ方も出てきました。
お別れ式とは【通夜・葬儀のような僧侶の読経(宗教的な儀式)を無くし、お別れ(最後の対面やお花入れなど) のみ行う、簡略化した無宗教的なお葬式の形です】
【そこには読経は無く・当然戒名も付きません。儀式と呼べる部分が無い送り方ですので
親族の中には素っ気ないと捉える方もいらっしゃいます】
・事前にお葬式に呼ぶべき方々への理解が求められる送り方とも言えます。
さくら浄苑にお墓がある皆様は、可能であればご住職にお経を頂き、戒名をもらって納骨される事が
望ましい御供養の形ですが。
ご家庭ごとに様々なご事情はある事と思われますので、是非お気軽にご相談下さい。
【お別れ式】をご希望の方へも さくら浄苑の門戸は開かれております。
この他、最も簡略化された送り方について知りたい方は【直葬】こちらから
目次
・お別れ式の流れ
・安すぎる葬儀プランに注意!
・お別れ式の注意点
お別れ式(火葬式)の流れ
ご逝去の一報をいただきましたら、病院・施設まで専用のお車でお迎えに伺い、浄名院・霊安室まで故人様をお連れいたします。
フリーダイヤル 0120-03ー6669(24時間365日後対応)
ご安置後に打ち合わせをいたします。(夜間ご逝去の場合には翌日打ち合わせとなります)・火葬日時の予約・決定・プラン金額と火葬料金の御説明などを致します。
役所への死亡届の提出、埋火葬許可証の受け取りは当社で行いますので御安心ください。(故人の本籍地もしくは家族の住民票が東京都・埼玉県以外の場合にはご家族に提出を依頼する場合も御座います)
式当日(お別れの日)は浄名院・信徒会館へお集まり頂きます。
お別れの時間を過ごし、お花入れ、その後火葬場へ向けご出棺となります
火葬場到着後は、火葬の間待合室で待機となります。
※火葬には、おおよそ40分〜50分を要します。
ご収骨を行い終了となります。火葬式の後、信徒会館へ戻りお骨をお預けすることも可能で御座います。
お別れ式(火葬式)の注意点
お別れ式はどういった状況で選ぶことが適切なのでしょうか?
もしくは、どういった状況なら避けるべきなのでしょう?
ここでは選ぶにあたり、考えておきたい注意点を挙げてみます。
お寺にお墓があり、そこに埋葬される方であれば、そのお寺のご住職が葬儀の読経・戒名授与をしたうえで、四十九日などの法要をもって埋葬される流れが一般的ではありますが、亡くなった方が遠縁であったり、経済的な理由でお別れ式を選ばれる場合もあります。
そのような状況の場合、事後報告にしてしまうと菩提寺との関係が崩れる事も懸念される為、事前にご住職へ相談されるとよいでしょう。
人間関係があるのにお別れ式(火葬式)は避けるべき?
お別れ式(火葬式)は葬儀の読経(式典部分)が無い送り方の為、参列者を招くようなことは基本しません。
そもそもお知らせしなくてはいけない人が多い方の場合、選ぶのは避けるべきです。
親戚付き合いがあるのであれば、式典をしないということに異議がでることも多いですし、来たけれど、何をすれば良いのかわからず気まずい思いをさせてしまう事もあります。 葬儀イコール お経があって、その間にお焼香をしてという感覚の方が、まだまだ多数派です。火葬式=式典(読経)がない分、本当に故人と親しかった人だけで同じ空間で無言で過ごすだけ、 そんな時間を過ごせる方のみで集まり、故人を偲べるのがお別れ式(火葬式)の良いところでもありますし、注意が必要なところでもあります。
故人を送るという機会は一度しかありませんので、何がベスト・ベターなのか。送り方をもう一度考えることも必要でしょう。